JavaOne 2012 San Francisco レポート(5日目)

ついにベールを脱いだProject Avatar。新しいWebアプリケーションの本命となれるか

2012/10/04(木):5日目でJavaOneは最終日となりました。昨日までとは打って変わって、曇りがちで少し肌寒いほどの涼しさでしたが、朝行われたCommunity KeynoteにはJavaの父、ゴスリンさんが登場! スタンディング・オベーションも出る盛り上がりでした。

Building HTML5 Web Applications with Avatar

昨年から名前だけは出ていたProject Avatarの内容がついに明らかになりました。
その中心となるのはHTML5とJavaScriptです。

  • クライアントサイド・サーバサイドともJavaScriptを開発言語の主軸とする
  • クライアントサイドがビューを担い、サーバサイドはサービスのみを担う
  • クライアント-サーバ間の通信はREST, WebSocket, Server-Sent Eventsによって行う

つまり、クライアントはビュー・サーバはサービスと完全な分業を行い、標準化されたHTML5関連の技術によって、リッチなUIと相互運用性の高いデータ通信を実現しようというわけです。

少し気になるのはクライアントサイド・サーバサイド両方の開発の中心に、JavaScriptを据えていることですね。今後HTML5を使っていく以上、クライアントサイドでJavaScriptが必須になるのはわかりますし、ならばサーバサイドでも同じ言語を使用する方が都合の良いことも多いとは思います。しかしいくらNashornの搭載でJavaのAPIを使えると言っても、JavaScriptでの開発に抵抗のある開発者も少なくないでしょう。
Project Easelでの開発ツールの充実、テスト方式の確立などでそういった抵抗感をいかに払拭できるかが、これからProject Avatarの課題になると私は考えています。

Project Avatar
Project Avatarの
新しいサーバアーキテクチャ TSA

JavaOne 2012 San Francisco レポート

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